「ニート」は「NEET(Not in Employment、Education or Training)」の日本語読みをしたもの。 そのまま直訳すると「就業、就学、職業訓練のいずれもしていない人」となる。 内閣府が毎年発表している子供・若者白書では類似概念の「若年無業者」と表現しているが、その定義は「15~39歳の非労働力人口のうち、家事も通学もしていない人」。 求職活動と職業訓練はまったくの同一ではないが、当事者の意志としてはほぼ同じであり、「若年無業者」と「ニート」は大体同列のものと見なしてよい。