ささいな理由で解雇される実態

NPO法人労働相談センターと全国一般東京東部労組への労働相談の内容は、２００８年秋のリーマンショック以降、
それまでの「賃金」を「解雇」が抜いてトップとなり、現在もそれが続いています。言うまでもないことですが、家族を
抱えた人も独身者も、労働者にとって「解雇」は、生活そのものが奪われ、一挙に貧窮生活を強いられる怖ろしい事
態であるばかりか、労働者のそれまでの人生や誇りを無残にも否定し、人間関係・社会関係における友情も信頼も
全て破壊する残酷なものです。それにしても経営者諸君によるこの「解雇理由」の軽さはどうでしょう！。いかに労働
者全体が舐められているか・・です。

「解雇理由」2010年1月・2月分 「解雇・退職勧奨・退職強要」のメール相談事例のまとめ
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「辞めたことにして失業保険をもらって働け」を拒否したら即日解雇(不動産事務員2名)
「広島トレーニングセンター」に労働相談し、センターが会社にアドバイスしたら契約期間延長拒否で解雇。
「正社員から契約社員になれ」。断ったら解雇
自宅待機が3か月続き、退職勧奨(TVカメラマン)
育児休業後復職したら労働条件を悪化させられた上、退職勧奨(証券会社総務事務員)
突然電話で即日解雇(30年勤続マンション掃除)
正社員から契約社員へ変更に応じないと解雇(営業事務員全員)
妊娠を報告して産休を請求したら解雇
派遣先から「もう５年だ。派遣はそんなに長くできない」と更新拒否。(銀行事務派遣労働者)
社長からの携帯メールで解雇通知。理由はわからない
新店長が「一緒に働きたくない」と解雇(コンビニ勤続４年パート)
「仕事が遅い、融通がきかない、時間通り退勤する」で解雇
業務の改善を依頼したら解雇(契約社員)
契約社員に「準社員の募集」があり、応じたら面接で退職願いの提出を命じられた(契約社員)
「容姿が気持ち悪い、皆に嫌われている」で解雇
契約社員からアルバイトに降格させられ、その上、シフトを入れてもらえず、事実上の解雇
「出向先が決まらないので」と解雇（IT関連正社員)
http://www.labornetjp.org/news/2010/0701tobu...　一部抜粋

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